sunshinetackleのブログ

小さなタックルメーカーのひとりごと

自由人

ジェームスグリーンのNTSというシリーズが登場して2年と数カ月が経ちましたが、味付けを少し変えた「#3D」という番手を突然追加してきました。


いろんな竿に触れることができるのはとても楽しいのですが、モデル構成が複雑になりすぎるとお客様を混乱させてしまうのでは??と、私は懸念しています。


それでも彼は、飽くまで自分のやりたいことをやってしまう自由人。そこがインディーズの長所でもあるので、お付き合いするしかありません。


今回届いたNTS #3Dは3本のみ。2本は既に行き先が決まっていますが、7’7” 1本は残っています。
ご興味のある方は、是非こちらからご連絡くださいませ。



バルサ サイコウ

私のルアーはバルサ製。
とある場で、業界の大先輩曰く、「バルサの利点は重心特性が出しやすいことだけ。そもそも素材ありきではない。作りたいルアーに合った素材こそが最適素材だよ」
要するに、バルサの手削りに拘ることに、意味なんてないよ、坊や...と仰りたかったわけですね。


この方の助言は、間違いなく正しい。
しかし、自社製品のルアーの殆どを発砲素材で作っているこの方が、30年来バルサを選択していない理由は、バルサが最適素材であろうと思われるルアーの開発が偶然30年間なかったからではなく、単に手間が掛かるバルサ(や、その他ウッド素材)が、最初から選択肢に入っていなかっただけ、でしょうね。
つまり、この方自身も、作りたいルアーに最も適した素材の選定をしているわけではないと考えられるわけです。


さて、この方と議論すべきか?


向いている方向が違う者同士の議論の行く末は、「じゃあ、人生には一体何の意味があるのか?」でありますから、結局「ふんふん、そうですね」で、その場をやり過ごしました。


しかし、良い機会なので、バルサに拘る、または拘りたくなる理由を再考してみようと思います。

試し投げ

キャスティングできる状態になったJames Greenの新作The Heritage Trout Seriesの3番に、試しにラインを通してみた。


ものすごく特別...と言えるものはないけれども、芯があって適度に重量感のあるブランクが、自然にラインを引っ張ってくれる感覚は、私好みで大変ありがたい。


あ~早く川で試したい! が、気づけば閉幕目前ではなか・・・